殺陣の部

殺陣の部とは真延流剣術の中で、

殺陣を専門として練習するクラスです。

基本的な練習方法は殆ど同じなのですが、

実戦剣術の練習がメインとなる剣術クラブとは

違い、殺陣クラスではその時間を

殺陣の練習に使います。

殺陣の練習方法

北九州剣術クラブでは、本格的な殺陣を

習得して貰うために、剣術の基本的な技術を

練習します。

 

基本的な技術とは7種類の斬り方と、

それに対応した受け方や流し方、

後は移動法や基本的なムーブメント等の事です。

 

7種類の刀の斬り方とは、

・正面打ち下ろし

・袈裟斬り

・逆袈裟

・胴薙ぎ払い・逆胴薙ぎ払い

・足払い

・逆足払い

の七種です。

袋刀

攻撃と防御が出来る様になってきたら、

真延流オリジナルの練習刀「袋刀」を使っての

マス・スパーリングに入ります。

 

基本は寸止めなのですが、もし間違って

当たっても痛くないように設計しています。

 

この袋刀の良い処は、重さや剣を振る時の

抵抗感が真剣に近いところです。

竹刀や木刀ではどうしても軽すぎて、

手先で剣を振ってしまい、真剣を持っての

戦いとはかけ離れた動きになってしまいます。

ところがこの袋刀を使うと、剣自体が重い為、

剣道やスポーツチャンバラの様な手先で

剣を振る事が出来ず、自然と刀を持って

戦う動きになってきます。

スパーリング

真延流では全国的にも例が無いほど珍しく、

練習にスパーリングを取り入れています。

 

普通の殺陣ならば立合いの順番を決めて、

その順番通りに斬ったり受けたりするだけ

なのですが、実際にスパーリングで刀を

使って戦う練習をしていないと、

どうしてもそれが真剣な斬り合いには見え難く、

どこか振り付けの決まったダンスの様に

見えてしまいがちです。

 

それは、お互い次に相手の刀が何処に来るのか

解っている為、攻撃するより防御の方が

先に動いてしまったりだとか、

防御が間に合うように、わざと刀を

遅く振ったりだとかしてしまい、

見ている方に緊迫感や迫力ではなく、

だらだらした予定調和が

伝わってしまうからです。

 

また、スパーリングを重ねて何度も

刀を打ち合っていくうちに、

理に叶った斬り方や受け方等が身に付き、

技に信憑性が、殺陣に迫力が生まれてくると

考えています。

 

ですので、当団体では練習にスパーリングを

取り入れ、普通に刀で戦える程度の実力を

付けてから殺陣の練習をすることに

しているのです。

殺陣練習

真延流の殺陣クラスでは、実戦剣術を

ベースとした本格的な殺陣を練習することが

出来ます。

 

実際に戦ってきた本物の実戦武術家達の技術を

殺陣にフィードバックしている為、

実戦経験のない武術の素人が教える一般的な

殺陣では表現出来ない、迫力のある技術を

練習する事が出来ます。