真延流剣術

真延流剣術では、剣道・剣術・居合はもとより、

古武道や合気道、はたまたスポーツチャンバラ

まで、武道・武術・スポーツの垣根を越えて

一緒に練習し、技術交流を図る場所として、

北九州剣術クラブの名前で練習会場を

借りています。

 

毎週金曜日に戸畑区内で練習をしており、

剣に携わる全ての方に門を開き、みんなで

練習をする場所を提供しています。

 

「古流剣術の技術が本当に通用するのか?」

「剣道の動きは真剣を持ったときに

本当に出来るのか?」

等、剣を握った人なら誰でも思う疑問を

実際に戦いながら検証したり、

研究や練習をする場所です。

練習内容

練習は素振り・打ち込み・受け・体捌き等の

基本練習は勿論ですが、乱取り(寸止め)を

メインとしています。

乱取りにも工夫をしており、真剣を用いての

実戦を想定してのシミュレーションの様な

 

乱取り内容にしています。

乱取り

乱取りの特徴としては、

 

・真剣の重さと長さを持つ練習刀、

“袋刀”を用いる事

 

・どちらが先に相手の身体に剣を当てたか?

ではなく、

どちらが本当に相手を斬り殺したのか?

が判定基準になる事です。

 

◎“袋刀”について

重さと長さは真剣のそれに近づけ、

竹刀の様に手先だけではコントロール

出来ないようにしています。

 

刀身の周りにはクッション材を巻きつけ、

寸止めで練習している時に間違って当たっても

怪我をする事が無いように作っています。

 

◎乱取り内容

・乱取りは基本的に寸止め若しくは

軽く当てる程度で行います。

 

・目的は剣を相手の身体に当てることではなく、

あくまで真剣を使っていると仮定して、

相手を斬り殺す一撃を与える事ですので、

腰の入った一撃を(寸止めですが)与えて

初めて有効打と判断します。

 

・また、“一瞬でも早く当たった方の勝ち”的な

発想もありません。一撃で瞬殺出来る斬撃でも

ない限り、ほぼ同時に致死ダメージの斬撃を

喰らわせ合えば、勿論相討ちになるからです。

 

乱取りでの勝利基準

この乱取りは真剣での戦いのシュミレーション

ですので、勝利基準はおのずと以下の二通り

となります。

 

・片方が死に、片方が(戦闘不能な状態でも)

生きている場合。 

 

・片方が戦闘不能な状態となり、片方が

まだ戦える状態である場合。  

      

逆に、両方が致死ダメージを負った場合、

死ぬ順番が違えど相討ちですし、両方が

戦闘不能状態となれば引き分けです。

 

これは、実際の斬り合いにおいても同じだったと考えられます。 

 

 

以上の事を念頭に置き、審判が1つ1つの

斬撃を五段階に分けて判定します。 


それにより、その乱取りの勝者が

どちらであるか判定し、その戦い方を参考に、

剣術を研究していくのがこの乱取りの目的です。

五段階の判定

五段階の判定 

 

一.勝負あり

一瞬で相手を即死させ、反撃も許さないほどの

斬撃。 

心臓、喉等への突き、腰の入った肩口への

斬撃等。 

 

二.一本

即死ではないが、相手に致命傷を与え、

命を奪うほどの斬撃。 


「勝負あり」とは違い、即死ではないので、

瞬間的な反撃が認められる。 


心臓以外の胴への突き、腰は入っていないが、

十分に内臓を斬り裂ける程度の胴への

斬り込み等。 

 

三.技あり

命に関わる傷ではないが、戦闘が出来ない様な

ダメージを負わせる攻撃。 


やはり、即死ではないので、瞬間的な反撃が

認められる。(腕を切断された場合を除く) 


肩口や脇腹への突きや、腕の切断や大腿筋の

切断等。 

 

四.有効

大きな傷ではあるが、5分程度なら

戦闘が可能な傷を負わせる攻撃。 

 

手足や腹部への軽い攻撃等。 

 

五.効果

かすり傷程度の傷つけられても戦闘には

影響の無いような傷。 


手足や腹部にかすった程度の攻撃等。